鳥見歩る記*伊豆沼(ハクガン)2019.12.2
2019年12月2日 14時45分~17時00分 曇り
久しぶりの探鳥旅行、田んぼの鳥シリーズで宮城県の伊豆沼にやって来た。
大人の休日パスを使って3泊4日の旅である。
東北本線の新田駅前の本吉屋旅館をベースキャンプとした。この旅館は今から40年近く前によく利用させてもらった宿で、今回は宿のご主人が日常使っている自転車を貸していただき、自転車で伊豆沼周辺の田んぼを回る予定である。
初日の今日は13時過ぎに宿に着いた。小雨混じりであったので、宿の近くの野鳥観察館で鳥見をした。
手前の小さな池にはオオハクチョウの他、オナガガモ、キンクロハジロなどがいて、湖畔の木にオジロワシが止まっていた。
上空をハヤブサも通過して行った。
伊豆沼にはマガンが既に田んぼから帰って来ていたが、15時半頃からマガンの沼への帰還が賑やかになってきた。
野鳥観察館の屋上で見ていると南の方からV字形の編隊が頭上を通過して行く。
東や北の方から帰ってくる編隊が圧倒的に多い。
15時40分頃マガンに混じりハクガン5羽のグループが帰ってきた(写真)。
17頃になると沼の水面がほぼ埋まってしまう程マガンでいっぱいになった。
宿からの情報で超珍しいアオガンが北東の方に降りるというので、スコープで探したが、見つけることが出来なかった。
その代わり体が一回り大きいヒシクイを発見した。野鳥観察館の屋上には他に誰一人いない。
大集団のマガン達の声が響いて来る。この声をバックにポケットからオカリナを取り出してマガンと協演した。
観察した鳥や生きものは以下のとおりです。
ヒシクイ
マガン
ハクガン
オオハクチョウ
マガモ
ハシビロガモ
オナガガモ
ホシハジロ
キンクロハジロ
カイツブリ
カンムリカイツブリ
アオサギ
ダイサギ
オオバン
トビ
ハヤブサ
ハシブトガラス
スズメ
ハクセキレイ
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粕谷和夫
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