鳥見歩る記*御坂峠(クマタカ)2018.12.31
2018年12月31日 9時30分~15時15分 晴れ
毎年恒例の大晦日探鳥会、今年は御坂峠越をした。
集まったメンバーは16名。
川口湖駅から甲府行の路線バスで三つ峠入口まで行き、ここから旧道を通って御坂峠の天下茶屋まで歩き、帰りはトンネルを抜けて藤の木バス停まで歩き、ここから中央線の石和温泉駅まで路線バスを利用した。
三つ峠入り口から旧道を歩き出すとカケス数羽が賑やかに林の中を飛び回ってくれた。
よく晴れていて大きな富士山とその下の河口湖を眺めながら歩いて行くとクマタカが高い木に止り富士山の方を見つめていた(写真)。
何となく若鳥のような感じがした。
さらに進むともう1羽のクマタカが青空をバックに突出した高い木に止っていた。
こちらは腹が白く成鳥のようであった。ジョウビタキがツルウメモドキの実を啄んでいた。
アトリが多く、20羽から30羽程度の小集団に10か所以上で出合った。
天下茶屋ではあたたかいほうとうを食べて体を温めた。
ノスリが何かを掴んで低空を飛んだ。
写真を撮った仲間の鑑定では、掴んでいたのは巣材であった。
もう営巣活動が始まっているのか。
トンネルは車が冬季通行止めになっていて、真っ暗でかつ路面が凍っているところがあり、慎重にトンネルを抜けた。
トンネルを抜けるとハイタカが旋回していた。
カモシカの親子にも出合った(写真)。
クマタカに2度も出合い、アトリの集団にも何回も出合う満足できた大晦日探鳥会であった。
@@@ クマタカが 睨みをきかす 御坂みち @@@
観察した鳥や生きものは以下のとおりです。
ハイタカ
オオタカ
ノスリ
クマタカ
コゲラ
モズ
カケス
ハシブトガラス
コガラ
ヤマガラ
ヒガラ
シジュウカラ
ヒヨドリ
ゴジュウカラ
ルリビタキ
ジョウビタキ
カヤクグリ
アトリ
カワラヒワ
ウソ
シメ
ホオジロ
カシラダカ
カモシカ
リス
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粕谷和夫
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