鳥見歩る記*浅川野鳥サンクチュアリ(下流側)2012.4.20
2012年4月20日 8時15分~13時00分 曇り
浅川で地形的な特質から環境の多様性に富み、多くの種類の野鳥が生息している所や希少的な野鳥が生息している所を勝手にバードサンクチュアリとして設定して、このような地域を「生き物等の調査活動」、「野鳥の情報発信活動」、「自然体験学習、環境学習活動」の拠点とすることとしている。
浅川バードサンクチュアリの4月20日は「淺川、程久保川、多摩川の3川合流付近」、「淺川右岸一番橋下流のワンド付近」、「淺川左岸長沼橋上流の通称サイカチ池付近」の3地域の観察をした。
「淺川、程久保川、多摩川の3川合流付近」では、多摩川の下流側の府中四谷橋の橋柱に止まっているハヤブサが観察できた。
頭上の高圧線にはチョウゲンボウが2羽止まっていて、一方が聞きなれない鳴き声を盛んに発していた。
ペアリング行動なのか。カワセミも2羽一緒にいて盛んに鳴き交わしていた。
「淺川右岸一番橋下流のワンド付近」ではオオタカが突然現れて、河原の樹に止まっていたキジバトを襲ったが狩に失敗し、対岸のビルの3階のベランダにとまった。
若鳥であった。
セキレイとカラスがベランダのオオタカを攻撃していた。
一番橋に営巣するイワツバメが100羽近く川の上を飛び交っていた。
河原ではモズのオスが餌を求めて地上に降りたり枝に戻ったりしていた。
「淺川左岸長沼橋上流の通称サイカチ池付近」ではコガモが未だ10羽以上残っていた。
うち2羽のコガモが交尾した。
バンは4~5羽いて、うち2羽の争そいの行動が観察された。
イタチが池の対岸に姿を現し、上流側の藪に消えた。
コムクドリが住宅のテレビアンテナに1羽止まっていた。
その後電線に移った。飛んでいる虫をつかまえるためかフライキャッチのような行動を何回もした。
止まっている時は口から何かを吐き出した。渡り途中の個体と思われる。
観察した野鳥などは以下の通りです。
カワウ 3
ダイサギ 2
コサギ 1
アオサギ 3
カルガモ 3
コガモ 10
トビ 2
オオタカ 1
ハヤブサ 1
チョウゲンボウ 2
キジ 2
バン 1
オオバン 1
イカルチドリ 2
イソシギ 2
セグロカモメ 1
キジバト 3
カワセミ 3
コゲラ 2
ヒバリ 1
ツバメ 3
イワツバメ 102
ハクセキレイ 3
セグロセキレイ 3
ヒヨドリ 12
モズ 2
ツグミ 3
ウグイス 2
セッカ 2
エナガ 1
シジュウカラ 2
メジロ 1
ホオジロ 2
アオジ 1
カワラヒワ 3
シメ 1
スズメ 3
コムクドリ 1
ムクドリ 12
オナガ 1
ハシボソガラス 11
ハシブトガラス 1
ドバト 12
ガビチョウ 2
イタチ 1
ウシハコベ 花
エノキ 花
オオイヌノフグリ 花
オオカワジシャ 花
オニグルミ 花
オランダガラシ 花
オランダミミナグサ 花
カキドウシ 花
カラスノエンドウ 花
カントウタンポポ 花
キュウリグサ 花
クヌギ 花
クワ 花
ショカツサイ 花
スズメノエンドウ 花
スズメノヤリ 花
セイヨウカラシナ 花
セイヨウタンポポ 花
タチイヌノフグリ 花
ツルニチニチソウ 花
ナガミヒナゲシ 花
ナズナ 花
ノジシャ 花
ハナニラ 花
ヒメオドリコソウ 花
ヒメツルソバ 花
ヘラオオバコ 花
ホトケノザ 花
ミチタネツケバナ 花
ムラサキケマン 花
ヤエムグラ 花
ヤマブキ 花
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粕谷和夫
皆様からコメント、感想等を頂ければ幸いです。粕谷宛のアドレスはこの頁右上カレンダーの下にある「プロフィール」に記載しておきました。
もう一つのブログ:八王子で稲の不耕起栽培http://hukouki.blog.so-net.ne.jp
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