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2010年8月25日 (水)

鳥見歩る記*乙女高原2010.8.22

2010年8月22日 30分~110分 薄曇り

Photo

乙女高原ファンクラブ主催の観察会があったので参加した。

中央高速道勝沼インターチェンジで下りて、恵林寺の横を通り秩父方面につながる国道140号に入り一つ目のトンネルを抜け直ぐ左折すると乙女高原への道に入る。

観察会は10時からであるが8時半に着いたので高原を散策してみた。

初秋の花が咲き乱れていた。

主な花にはカラー写真入りの説明札が下げられているのでわかりやすい。

先ず目についたのがタチフウロ、ゲンノショウコの花を大きくして色を薄紫にドレスアップしたという感じの清楚な花だ。

タムラソウの花にミドリヒョウモンが来ているところをパチリと写す。

アサギマダラがあちこちに飛んでいる。

ここでの吸蜜花はヨツバヒヨドリのようだ。

ヨツバヒヨドリの花がよく目立つ。

観察道近くの花で吸蜜している姿をパチリ(写真)。

Photo_2

10時近くになったので集合場所に行くと約30名が集まっていた。

主催者の説明によるとこの場所は昔は地元農家の茅刈り場だったのが戦後スキー場として利用されていたため毎年草刈りが行われていたため草原として維持されていたとのこと。

しかし、そのスキー場が閉鎖されてしまったため草刈りが行わなくなり草原が維持できなくなってしまったらしい。

そこで乙女高原ファンクラブが立ち上がりボランティアで草刈りを毎年行ってなんとか草原が維持できているとの説明があった。

今問題になっているのはシカの進出とのことであった。

そのため実験的に柵を設けシカが入らない所と食害されたとこの違いの調査を始めたとのことである。

観察会は2班に分けて始められた。

草原を歩いて見るとススキ、ヨツバヒヨドリ、ヒメトラノ、ハナイカリ、マルバダケブキ、カワラナデシコ、オミナエシ、キオン、ハンゴンソウなどの花が咲き、マルハナバチが蜜を集めに懸命に働いている姿が印象的であった。

隣の樹林帯に入るとブナ林があり、樹齢350年といわれるブナが林を守るかのようにどっと構えていた。地元の人は「ぶな爺さん」と敬っているとの説明だった(写真)。

もう一度時間をかけてじっくり観察したい場所である。

Photo_3

観察した野鳥などは以下の通りです。

ウグイス             

コガラ   

ヤマガラ             

シジュウカラ      

ホオジロ             

ハシブトガラス   

アサギマダラ      

イチモンジセセリ             

キアゲハ             

クジャクチョウ   

ジャノメチョウ   

スジグロシロチョウ          

ミドリヒョウモン             

アキノキリンソウ             

イタドリ             

ウスユキソウ      

オトギリドウ      

オミナエシ          

カイタカラコウ   

カワラナデシコ   

キオン   

ギンミズヒキ      

クガイソウ          

コウゾリナ          

コウリンカ          

コオニユリ          

シシウド             

シモツケソウ      

シラヤマギク      

ススキ   

タチフウロ          

タムラソウ          

ツリガネニンジン             

ノアザミ             

ノコギリソウ      

ノハラアザミ      

ハンゴンソウ      

ヒメトラノオ      

フシグロセンノウ             

ホタルサイコ      

マツムシソウ      

マルバダケブキ   

ヤナギラン          

ヤマハギ             

ヤマハハコ          

ヨツバヒヨドリ   

ワレモコウ          

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