鳥見歩る記*大磯の照ヶ崎2010.8.11
読売文化センターの野鳥講座で今月は大磯の照ヶ崎に行った。
狙いはアオバトである。
毎年7、8月になると丹沢山系のアオバトが海水を飲むため照ヶ崎の小さな岩礁にやって来る。
大磯駅で参加者の確認をしていると、上空をアオバトの小集団が飛んで行き、期待を膨らませた。
照ヶ崎の海岸に着くと、さわやかというより強めの風が吹いていた。
海水浴客は思ったより少なかった。
アオバトが海水を飲みに来る岩礁は時々大きな波に洗われていた。
目当てのアオバトは時間をおいて小集団でやってきた。
10羽以内の時もあれば30羽ぐらいの時もあった。
岩礁に降りて海水を飲むものだけでなく、岩礁に降りずに去って行ってしまうものもあった。
一番目立った鳥はカモメであった。
全てがウミネコのようであった。
沖の方を良くみるとオオミズナギドリが水面すれすれを集団で飛んでいた。
尾羽がバチ型になっていないトビが飛んできた。
日影を見つけて(西湘バイパスの下)昼食の弁当を食べ、近くの鴫立庵に行ってみた。
セミしぐれであった。
再び照ヶ崎の岩礁に戻ってみると50羽程度の比較的大きなアオバト集団が来てくれた。
これで、真夏の暑い中に来た価値があった。
ウミウが1羽来て、私達の帰りを見送ってくれた。
観察した野鳥などは以下の通りです。
オオミズナギドリ
ウミウ
トビ
ウミネコ
キジバト
アオバト
ツバメ
ハクセキレイ
スズメ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ドバト
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