鳥見歩る記*雨飾山登山2009.9.27
2009年9月27日 7時05分~15時45分 晴
職場の仲間と雨飾山に登ってきた。
雨飾山は、長野県小谷村と新潟県糸魚川市との県境にある標高1963メートルの山である。
前日は栂池高原下の宿に一泊した。
登山口の雨飾高原キャンプ場駐車場に着いたのは朝7時5分、駐車場は既に満杯近い。
数えてみたら50台はあった。
人気のある山だ。
ハシブトガラス、ホオジロの声が聞こえてきた。
7時15分出発。
ヒガラ、ウグイスの笹鳴き、メジロなどが鳴いている。
カケスが何かをくわえて飛んできた。
冬に備えた貯食行動か。
ドロヤナギの大木が生えている湿地を通り過ぎると急坂を登ってブナ平に出た。
大木のブナが林立していて気持ちがいい。
紅葉を期待してきたのだが、まだ2分程度というところか。
荒菅沢という沢水が流れている所を通り過ぎるとガレ場の急坂が続いた。
メボソムシクイのゼニトリゼニトリという声がちょっと聞こえてきた。
ナナカマドの実が真っ赤になっていて、よく目立つ。
きつい急坂を息をきらしながら登り笹平について少しほっとした。
このあたりは森林限界を過ぎていて、高山の雰囲気がよく出ている。
山頂になんとかたどり着いたのは11時30分だった。
山頂は羽蟻の大群が飛び交っていて、キアゲハも2頭見かけることができた。
蝶が山頂に集まるというヒルトップ現象であろう。
下りは同じ道を引き返したが、急坂のため、四苦八苦しながらであった。
ブナ平からはアカゲラかオオアカゲラかわからないが、キツツキの声を聞いて15時45分に登山口にたどり着くことができた。
観察した野鳥などは以下の通りです。
ウグイス
メボソムシクイ
ヒガラ
メジロ
ホオジロ
カケス
ハシブトガラス
キアゲハ
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