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2009年3月27日 (金)

鳥見歩る記*奄美大島2009.3.13-15

20090315

200913-15

八王子・日野カワセミ会の遠出探鳥会に参加して、10年振りに奄美大島に探鳥旅行に行って来た。

313日~15日、23日の日程、貸切バスで地元の専門家に案内していただいた。

羽田空港から奄美まで直行便を利用できるので往復の時間にロスは殆どない。

初日は12時前に奄美に着き、まず空港近くの大瀬海岸に行く。

パパイヤの実にきているというギンムクドリをちらっと見ることができた。

その近くの木には越冬中とみられるサシバが止まっていた。

大瀬海岸の干潟は強風のためじっくり観察できず、奄美自然の森に移動。

ここは照葉樹シイなどに覆われた森林でルリカケス、アカヒゲなど奄美の固有種を観察できるところ。

ここも強風で悩まされた。

弁当(昼食)を食べながら待つ。

アカヒゲは声はすれども姿はなかなか見えない。

ルリカケスもちらっとだけだった。

他にヤマガラやトラツグミを観察して、次のスポット秋名の田んぼに移動。

ここでも風が強くじっくり観察できなかったがサシバがあちこちに出現、ムネアカタヒバリ、マキバタヒバリ、コチドリ、クサシギが田んぼにきていた。

ホオジロハクセキレは「かわいい」の一言に尽きる。

夜は三太郎峠へナイトウオッチング。

雨の中だったが、そのためか道路にカエルが出てきてじっくり観察できた。

オットンガエル、ジャンプ力のすごいアマミハナサキガエルなど希少種を観察でき、お目当てのアマミヤマシギの姿とリュウキュウコノハズクの声を観察することができた。

2日目は朝から雨のため、予定を変更して田中一村記念美術館に行った。

一村は昭和33年、50歳の時に南の島々の自然に魅せられ、奄美大島に移り住んだ画家で、奄美の原風景を表現しているという素晴らしい絵画を鑑賞できた。

午後は雨も上がり、住用マングローブと古見方をまわり、夜は郷土料理を味わうことができた。

最終日は天候に恵まれ、未だ日が明けない5時に宿舎をたち、神屋橋という所に案内されオオトラツグミの声を聞きに行った。

この鳥は明け方によく鳴くという習性がある。

アカヒゲの声はよく聞こえたが目当てのオオトラツグミの声を聞くことはできなかった。

朝食後金作原に行った(写真)。

ここは奄美に残された最も原生的な森林でズアカアオバトを観察できた。

最後は空港近くの大瀬海岸に再度行って風のない干潟でシマアジなどをじっくり観察して3日間の探鳥の幕を閉じた。

20090315_2

観察した野鳥などは以下の通りです。

カイツブリ

カワウ

ダイサギ

コサギ

クロサギ

アオサギ

カルガモ

コガモ

オナガガモ

シマアジ

ハシビロガモ

ミサゴ

サシバ

ハヤブサ

チョウゲンボウ

キジ

オオバン

コチドリ

シロチドリ

ダイゼン

クサシギ

イソシギ

アマミヤマシギ

タシギ

キジバト

ズアカアオバト

リュウキュウコノハズク

アマツバメ

カワセミ

オオアカゲラ

コゲラ

ツバメ

リュウキュウツバメ

イワツバメ

キセキレイ

ハクセキレイ

ビンズイ

ムネアカタヒバリ

タヒバリ

サンショウクイ

ヒヨドリ

アカヒゲ

イソヒヨドリ

トラツグミ

シロハラ

ツグミ

ウグイス

セッカ

ヤマガラ

シジュウカラ

メジロ

シロハラホオジロ

アオジ

スズメ

ギンムクドリ

ムクドリ

ルリカケス

ハシブトガラス

ドバト

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