鳥見歩る記*高尾山(蛇滝コース)2008.11.05
2008年11月5日、8時30分~14時00分 晴
コースは小仏川の蛇滝橋から行の沢の林道を蛇滝まで進み、蛇滝から細い登山道をケーブルカー山上駅の西側まで登り2号路に入る。2号路は距離が短く、4号路に入ると途中釣り橋(みやま橋)があり、いろはの道と合流する。ここからは尾根道のいろはの道を登り、頂上手前のトイレから5号路に入り、江川杉の林から高尾ビジターセンターの裏側に出て高尾山山頂にたどり着く。下りは1号路を薬王院、ケーブル山上駅、金毘羅台、布流の滝を経て登山口まで、登り下り合わせて約7kmコースである。
8月29日の八王子集中豪雨被害で蛇滝登山道と通行止めとなっているため、今月も1号路を上り4号路(深山橋)高尾山頂のコースで定期カウントを実施した。
今日は9名の女性陣が集まり総勢10名で高尾山口駅をスタートした。
1号路を登って行くとヤマホロシの実が一部赤くなりかかっていて、スズメウリ、アマチャズルの実も近くにあった。
秋は実が目立つ時季であるが白嫁菜などの野菊も未だ咲いている。
金毘羅台近くではリュウノウギクの花も確認。
キッコウハグマは咲いた後ばかりで花を見る機会は殆どないが、今日は幸運にも小さな花にお目にかかれた。
この花を囲んで女性陣が円陣を組んで座って屈みこんでいる姿を通りかかる一般の登山者が何事かと思いながら通過していった。
ウグイスの笹鳴きを確認。
高尾山頂西側下のテーブルで昼飯を食べているとガビチョウ2羽が偵察するように出てきた。
帰路1号路女坂でメジロ主体のカラ類混群に出会う。
その他でも混群らしきものに何回が出会ったが未だ冬のカラ類混群のような典型的なものはなかった。
前回10月に白っぽい蛾にあちこち出会い、その蛾はシロツバメエダシャクだと前回参加者の一人が調べてきてくれた。
そのシロツバメエダシャクが帰路力尽きて葉の上に止まっているのは見つけた。名前に「ツバメ」が入っているように尾がしかり着いていた。
カウントした鳥や虫、花は以下のとおりです。
トビ 1
アオゲラ 2
コゲラ 10
セグロセキレイ 1
ヒヨドリ 65
モズ 1
ウグイス 2
エナガ 12
ヒガラ 4
ヤマガラ 20
シジュウカラ 20
メジロ 40
イカル 2
カケス 1
ハシボソガラス 2
ハシブトガラス 8
ドバト 2
ガビチョウ 6
アキノキリンソウ 花
アズマヤマアザミ 花
アマチャズル 実
イイギリ 実
イノコズチ 花
オオヤマハコベ 実
ガマズミ 実
キッコウハグマ 花
キツネノボタン 花
キツネノマゴ 花
コウヤボウキ 花
シュウブンソウ 花
シラネセンキュウ 花
シラヤマギク 花
シロヨメナ 花
スズメウリ 実
チヂミザサ 花
ツリフネソウ 花
ノブキ 花
ハキダメギク 花
ハダカホオズキ 実
マツカゼソウ 花
マルバスミレ 花
ミズヒキ 花
ミヤマシキミ 花実
メナモミ 花
ヤクシソウ 花
ヤブミョウガ 実
ヤマゼリ 花
ヤマホロシ 実
リュウノウギク 花
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