鳥見歩る記*高尾山(蛇滝コース)2008.10.03
2008年10月3日、8時30分~14時00分 晴
コースは小仏川の蛇滝橋から行の沢の林道を蛇滝まで進み、蛇滝から細い登山道をケーブルカー山上駅の西側まで登り2号路に入る。2号路は距離が短く、4号路に入ると途中釣り橋(みやま橋)があり、いろはの道と合流する。ここからは尾根道のいろはの道を登り、頂上手前のトイレから5号路に入り、江川杉の林から高尾ビジターセンターの裏側に出て高尾山山頂にたどり着く。下りは1号路を薬王院、ケーブル山上駅、金毘羅台、布流の滝を経て登山口まで、登り下り合わせて約7kmコースである。
8月29日の八王子集中豪雨被害で蛇滝登山道と通行止めとなっているため、1号路を上り4号路(深山橋)高尾山頂のコースで定期カウントを実施した。
ウグイスの笹鳴きが聞こえてきた。
ホーホケキョのさえずりから笹鳴きに変わったことが実感できた。
カヤの木の下にはカヤの実や実が剥かれた皮が一面に散乱していた。
犯人はカヤの実を貯食に励んだヤマガラの仕業か。
ヤマガラの姿があちこちで目についた。
アオゲラの声を3か所で聞く。
時々空を見上げたが渡り途中のサシバには遭遇できなかった。
ヤクシソウの蕾を見ているとコカマキリが1匹止まっていた。
オオヤマハコベの小さな花を撮影していると小さなガが止まっていた。
ブドウトリバガであると同行の仲間に教えていただいた。
ヒヨドリ花にはアサギマダラが来ていた。
葉がバイオリン型のタカオヒゴタイの花を撮影できた。
麓に下るとミズキの葉裏に白い鎧(体全体を細く枝上に伸びた白ロウ物質で覆われている)を着けた奇妙な幼虫が1葉に1匹づつ身をひそめていたので、とりあえず写真を撮った。
家に帰って同行の仲間から図鑑で調べたらアゲハモドキの幼虫で(体長4-5cm)あるという連絡を受けた。
よく似たものにミツクリハバチがいそうであるが、こちらは体長が約2cmといことである。
カウントした鳥や虫、花は以下のとおりです。
トビ 2
キジバト 1
アオゲラ 2
コゲラ 2
キセキレイ 2
ヒヨドリ 65
ウグイス 1
ヒガラ 2
ヤマガラ 20
シジュウカラ 15
メジロ 17
カケス 1
ハシブトガラス 12
ガビチョウ 2
アサギマダラ 5
アカネ 花
アズマヤマアザミ 花
イヌコウジュ 花
イヌショウマ 花
イヌタデ 花
イヌトウバナ 花
エノキグサ 花
オオアレチノギク 花
オオバコ 花
オオヤマハコベ 花
オクモミジハグマ 花
ガンクビソウ 花
カントウヨメナ 花
キツネノマゴ 花
キンミズヒキ 花
ギンミズヒキ 花
ゲンノショウコ 花
コアカソ 花
コメナモミ 花
シモバシラ 花
シュウカイドウ 花
シュウブンソウ 花
シラヤマギク 花
シロヨメナ 花
シンミズヒキ 花
ススキ 花
セキヤノアキチョウジ 花
ダイコンソウ 花
タカオヒゴタイ 花
タマアジサイ 花
チカラシバ 花
チヂミザサ 花
ツユクサ 花
ツリバナ 実
ツリフネソウ 花
ヌスビトハギ 花
ノコンギク 花
ノブキ 花
ハエドクソウ 花
ハキダメギク 花
ハナタデ 花
ヒガンバナ 花
ヒヨドリバナ 花
ボタンズル 花
ボントクタデ 花
マツカゼソウ 花
ミズヒキ 花
ミゾソバ 花
ミヤマフユイチゴ 花
メナモミ 花
モミジガサ 花
ヤブタバコ 花
ヤブマメ 花
ヤブミョウガ 花
ヤマゼリ 花
ヤマハギ 花
ヤマハッカ 花
ヤマホトトギス 花
| 固定リンク
コメント