鳥見歩る記*武蔵丘陵森林公園2008.01.14
2008年1月14日、晴 10時00~14時30分
国営武蔵丘陵森林公園のボランティアさん方の野鳥観察研修会に講師として参加。
36名の皆さんが集まっていた。
出発前に簡単な野鳥観察の説明。
冬の雑木林はカラ類の混群が見所の一つであることを強調。
赤松が多い林で、林に入ると先ずビンズイがいたが、この鳥は小さく地味で素早く動き回るため、皆様にじっくり見ていただけない。
メジロの声がしてきたので、待っているとエナガ、シジュウカラの群となり、早速3種混合の混群に遭遇できた。
枝越しの空を見上げるとノスリが1羽、強風にあおわれながら通過して行った。
林の中をノウサギが逃げて行った。
トンボ池に来るとカワセミがじっと魚を狙っていて、一瞬飛び込んだと思ったら魚をくわえてきた。
再び上空にタカが現れた。
オオタカかと思ったが、オオタカより小さいこと、下面がオレンジ色っぽく見えたことでハイタカとした。
丘陵地の林の中に自生と思われる柿の木1本に小さな熟れた柿の実がなっていて、ハシブトガラス1羽がその実を食べている。
その近くでハシブトガラスが立ち去るのを待っていると見られる順番待ちのメジロが鳴き交わしていた。
足元を見ると、何とフクジュソウが1輪花開き、そこにハチが来ていた(写真)。ここだけは春の先取りだ。
カラ類の混群に再び遭遇、今度はエナガ、シジュウカラ、メジロの他にヒガラ、コゲラも混ざっている。
特にコゲラが細い枝の1ヶ所で長い時間こつこつと幹をつついていたので、全員がじっくり観察できた。
カラ類は何故集団をつくるのか?
取り残されたコゲラはまた集団に復帰できるのか?
など素晴らしい質問受けた。
さすがはボランティアの皆様だ。
観察した野鳥などは以下の通りです。
カイツブリ
カワウ
マガモ
ハイタカ
ノスリ
カワセミ
コゲラ
ビンズイ
ヒヨドリ
モズ
ルリビタキ
ジョウビタキ
シロハラ
ツグミ
ウグイス
エナガ
ヒガラ
シジュウカラ
メジロ
アオジ
ハシブトガラス
| 固定リンク
コメント