鳥見歩る記*多々良沼2007.12.31
2007年12月31日、晴 10時00分~14時55分
八王子・日野カワセミ会の恒例の大晦日探鳥会、今年は16名が参加、館林市の多々良沼に行ってきた。
東武伊勢崎線多々良駅から多々良沼に行く途中、マユミの薄赤い実が鈴なりのところにメジロが来ていて絵になった(写真)。
多々良沼では先週12月24日の下見の時と同様にオオハクチョウ、コハクチョウ、コブハクチョウ、オナガガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、ミコアイサなどのカモ類、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、オオバンなどの他、ダイサギ、コサギ、アオサギなどのサギの仲間が揃っていた。
そこに素晴らしいショウが展開された。
カモ達が一斉に飛び上がった。
タカが来たに違いない。
案の定オオタカがやってきた。
チョウゲンボウやチュウヒといったタカは通常はホバーリンといって空中の一点にとまる「空中停止飛翔」をするが、オオタカがホバーリングするには、今まで観たことが無い。しかし、ここでは水面から10mぐらいの高さのところでホバーリングを始めた。
驚きだ。
水中に潜ったカモ(ミコアイサ)が、水面に出て来るのを待つためのホバーリンぐか、鯉などの魚を狙っているのかは不明。
しかし、狩は成功しない。
そこへ1羽のハシブトガラスが現れてオオタカを追い出したしまった(写真)。
今回も先週と同じ場所にオオハシシギとツルシギが各1羽いた。
越冬だろうか。
帰路では電線にとまる2羽のミヤマガラスを確認できた(写真)。
日本に留鳥としているハシブトガラスやハシボソガラスと違って冬に中国大陸から冬に渡ってくるカラスで、小型でクチバシの形が特徴的であり見分けられるが、一般の市民の方はミヤマガラスがいても単なるカラスと思ってしまうのではなかろうか。
観察した野鳥などは以下の通りです。
カイツブリ
カンムリカイツブリ
カワウ
ダイサギ
コサギ
アオサギ
コブハクチョウ
オオハクチョウ
コハクチョウ
マガモ
カルガモ
コガモ
ヒドリガモ
オナガガモ
ミコアイサ
オオタカ
ノスリ
バン
オオバン
イカルチドリ
オオハシシギ
ツルシギ
セグロカモメ
キジバト
カワセミ
コゲラ
ヒバリ
キセキレイ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
タヒバリ
ヒヨドリ
モズ
ジョウビタキ
ツグミ
ウグイス
シジュウカラ
メジロ
ホオジロ
カシラダカ
シメ
スズメ
ムクドリ
ミヤマガラス
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ドバト
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