鳥見歩る記*黒部川扇状地田んぼ2007.10.30
2007年10月30日、12時25分~15時10分 曇
クラス会で夕方集合の宇奈月温泉に行く前に、新魚津から乗った富山地方鉄道本線の「下立口」という手前の駅で途中下車して、田んぼを歩いた。
ここは黒部川が作った扇状地の扇の要の位置、峡谷を流れてきた黒部川が一挙に山から平地に開けた場所だ。
田んぼの生きものを見つけて写真をとるのが主目的だ。
屋敷の柿の実が赤くなって農村らしい景色を作っている(写真)。
田んぼに出ると道端のアキノノゲシの花にモンシロチョウが多い。
タネツケバナが田んぼ一杯に咲き、キチョウが飛び交う。
キチョウが田んぼに撒き散った稲藁にも止まっている。
ツマグロヒョウモンが出た。
暖地の蝶ツマグロヒョウモンが日本列島を北上しつつあると聞いているが、富山にも来ているのか。
黒部川の堤防にはカワラハハコが咲いていた。
赤いベニシジミが白いカワラハハコの花に止まっていた。
しかしカメラを向けたら直ぐ逃げてしまった。
田んぼの一角に自家用野菜畑があり、サトイモ、アスパラガス、ネギ、ダイコンなどの他、柿、イチジク、梅などが植えられている。
ここで放任状態の熟れたイチジクを少しご馳走になりながら見え隠れするアオジ、ウグイスの写真撮影に挑戦。
うまい具合に腰掛ける石があり、そこに座ってねばる。
相手は忍者のごとく素早い行動で、シャッターを押すときは既にファインダーから姿が無い(写真はアオジ)。
ウグイスがダイコン畑に入った。
葉が揺れるのでウグイスの居る場所は見等がつくが、時々ちょっと顔を出すだけである。
歩きの終点は「道の駅・宇奈月」、ここの売りは地ビール。
最高級金賞を取ったという地ビールは確かにうまかったが、つまみがいけない。
「枝豆」をたのんだのだが、冷蔵ものらしいのを解凍してもってきた。
これが「まずい」。
地ビールが売りならそのツマミもセットでという考えがどうして出てこないのだろうか。
観察した野鳥は以下の通りです。
トビ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
ヒヨドリ
ウグイス
シジュウカラ
ホオジロ
カシラダカ
アオジ
カワラヒワ
スズメ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
| 固定リンク
コメント