鳥見歩る記*宇津貫丘陵台只沼2007.10.28
2007年10月28日、8時00分~12時05分 晴
コースは八王子市内湯殿川支流兵衛川右岸の地域で、JR横浜線八王子みなみ野駅東口をスターとし、兵衛川沿いを下流方向に進み由井第二小学校の手前から只沼谷戸に入り、途中から雑木林丘陵の尾根道に上がり、みなみの大橋の上に出て、さらに尾根道を進み、東京工科大学に通じる道路から熊野神社、福昌寺に立ち寄って、兵衛川沿いにみなみの駅まで戻る約4kmの川有り、谷戸田あり、雑木林あり、神社境内ありの変化に富んだコースです。
前日夜は台風20号房総沖通過で、本日は台風一過、朝からの晴天で気温もどんどん上がってきた。
宇津貫の丘陵から見る富士山は真っ白だ。
モズは縄張りが決まったらしく、4ヶ所で出現。
ガビチョウも雑木林4ヶ所でよく鳴いていたが、コジュケイも負けじと元気よく鳴きだした。
シメ5羽が飛来、今期初認だ。
シメは冬鳥として北に国から渡って来る地味な鳥であまり目立たない。
キジバトがエゴの木に来て、実を啄ばんでいた(写真)。
エゴの実を食べるのはヤマガラだけではないらしい。
今年はコナラが大豊作で、雑木林の中、どんぐりの落下する音が大きく聞こえる。
地上は落下したどんぐりで敷き詰められたようになっている。
ガマズミが赤い実を輝かせていて美味しそう(写真)。
暖かさにつられたのかヤマトシジミ、ベニシジミ、ウラギンシジミ、キタテハ、ツマグロヒョウモンなど飛び交う。
ムラサキシジミも1頭確認。
ヤマトシジミは陽の当たる草原の足元に次から次へと出てきた。
ユスリカ成虫が大発生して谷戸の入り口付近では「蚊柱」のカーテンの中を突き進むという感じであった。
観察した鳥や生きものは以下のとおりです。
カワウ 1
カルガモ 3
コガモ 1
キジバト 2
アオゲラ 2
コゲラ 9
キセキレイ 5
ハクセキレイ 1
セグロセキレイ 2
ヒヨドリ 27
モズ 4
ジョウビタキ 2
ウグイス 2
エナガ 50
ヤマガラ 2
シジュウカラ 16
メジロ 17
カワラヒワ 2
シメ 5
スズメ 35
ムクドリ 2
ハシボソガラス 2
コジュケイ 2
ガビチョウ 8
ウラギンシジミ 5
キタテハ 10
キチョウ 45
チャバネセセリ 2
ツマグロヒョウモン 4
ヒメウラナミジャノメ 2
ベニシジミ 3
ムラサキシジミ 1
モンキチョウ 8
モンシロチョウ 3
ヤマトシジミ 85
アキノゲシ 花
アメリカセンダングサ 花
イヌタデ 花
オトコエシ 花
カントウヨメナ 花
キツネノマゴ 花
コウヤボウキ 花
コセンダングサ 花
セイタカアワダチソウ 花
ノコンギク 花
ノハラアザミ 花
ヤクシソウ 花
アレチヌスビトハギ 実
アオツヅラフジ 実
アオハダ 実
アケビ 実
オトコヨウゾメ 実
コバノガマズミ 実
コマユミ 実
ゴンズイ 実
ムラサキシキブ 実
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