鳥見歩る記*玉川上水・羽村堰⇒福生⇒多摩川睦橋⇒拝島駅2006.12.30
2006年12月30日、9時40分~15時30分 晴
コースは、JR青梅線羽村駅下車、東口の熊野神社(まいまいず井戸)を見て、西口に周り禅林寺に立ち寄った後、玉川上水取水堰から玉川上水右岸の遊歩道を宮本橋まで約4km歩き、長徳寺、田村酒造の間を通り多摩川永田橋へ。そこから多摩川左岸の堤防を睦橋橋まで進み、石川酒造に立ち寄って拝島駅まで、全体で約10kmのコースです。
禅林寺の境内でジョウビタキ♂、玉川上水堰でキセキレイ、カワウ、ドバト、ダイサギ、ツグミが観察できた。
玉川上水右岸の遊歩道を歩き出した。
モズがソメオヨシノの枝でミミズをくわえている。ハヤニエを作るかと期待して見ていたが、ミミズをくわえたまま他へ飛んで行ってしまった。
コゲラ、シジュウカラが河畔のケヤキに出現。遊歩道は広い桜並木が続き、ハクセキレイ、ツグミ、ムクドリ、ドバト、ハシボソガラス、シジュウカラがちらほら。
イカルチドリが水面を音もなく上流方面に飛んで行った。
ソロ、コナラ、ケヤキの混じる緑道が続く、下層にはアオキ、イヌツゲ、シュロが目立つ。雑木林風だ。
永昌寺墓地でウグイスの笹鳴きとエナガの群。
遊歩道は宮本橋まで、ここから多摩川へ。
先ず長徳寺に寄ってみる。
大きなお寺であるが、大木がなく、なんとなく殺風景だ。
しかし、境内に四季の花が咲く立派な庭園があり、自由に観察できるようになっていた。
1月から12月まで月別に咲く花がカラー写真で説明された案内板が立っている。
今日は12月、ヤブコウジとマンリョウの赤い実の他、ボケた訳ではなかろうが、ボケが狂い咲きしていた。
寺の裏の墓地の下には多摩川が流れていた。
河口から52km地点を示す標識が堤防に見える。
川にはダイサギ、ホオジロ、ハシボソガラスが見える。
寺の隣りがまぼろしの酒「嘉泉」の醸造元、田村酒造、100m近い黒塀と白壁の建物が作り酒屋を象徴しているようだ。
田村酒造の道を直進すると、多摩川左岸永田橋に出る。
橋の下流はクヌギを主体とした河畔林が心地よい。
対岸でアオサギ10羽が日向ぼっこ、ダイサギ3羽も混じる。
そこへオオタカ若鳥が突っ込んだ。アオサギ、ダイサギは皆逃げてしまった。
五日市線鉄橋から富士山が見える。
観察した鳥や生きものは以下のとおりです。(歩)
カワウ
ダイサギ
アオサギ
オオタカ
イカルチドリ
コゲラ
キセキレイ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
タヒバリ
ヒヨドリ
モズ
ジョウビタキ
ツグミ
ウグイス
エナガ
シジュウカラ
メジロ
ホオジロ
アオジ
カワラヒワ
スズメ
ムクドリ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ドバト
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